7月土曜日:ストラスブール散策

気温は35度まで上昇し、2リットルの水を摂取して凌ぐ苦しい1日となりました。チラッと見た天気予報では24度だった気がするんですが…見間違いだったかな。

移動

ストラスブール空港の Entzheim-Aéroport 駅から、ストラスブール駅まで鉄道で10-15分ほどです。

中央の青い機械が券売機。タッチパネルではなく画面の下のコントローラーで操作。
券売機の画面。私たちの次に並んでいた人が使ったら何やらエラーが。切符の用紙切れらしい…。

市内散策

ストラスブール駅を出て旧市街のツーリストオフィスを目指しました。徒歩散策用のマップを1.5ユーロで購入しました。

Kammerzellさんの家。15-16世紀に建てられ数世紀を通じてお金持ちの商人たちが所持。19世紀のオーナーは食料雑貨屋とチーズ商人。
大聖堂。「本物レースのよう」と言われるファサードは、綺麗を超えておののくレベル…。15世紀に完成した尖塔は142m。
大聖堂の入り口のアップ。うーん、細かい…!どれほどの仕事量になるのか…。
大聖堂を横から見上げる。

ヨーロッパ各地にある石造りの建物の中は、夏でもひんやりとして鍾乳洞のように涼しいものだと思っていました。でも気温が高すぎたのか、石材の違いによるものなのか、ストラスブールの大聖堂は、そんなに涼しくなかったのです。使われているのは砂岩だそうです。

大聖堂の中にある「からくり時計」1日1回12:30に動き出す。これを見るためには12時に南側のドアへ(3EUR p.p)。
聖堂の内部。写っていないけど、北側(左手)のステンドグラスが最も古く13-14世紀のものだそう。
Saint Nicolas 橋から撮った写真かな。記憶があまりない…暑くて…。
昼食。手前が私のお皿で「本日のおすすめ定食、ズッキーニのキッシュ」。お野菜とフルーツは二人でシェア。バテ気味の身体には嬉しいメニュー。夫が注文したのはアルザスならではの”タルト・フランベ”なるものだそう。
“LA PETTE FRANE” 16世紀末~17世紀にかけて建てられた木骨造の家々が残る。かつては漁師、製粉業者、革なめし業者が暮らしていたそう。
地面に接している敷地の免責で税額が決まったそうで、2階より上が張り出した構造になっているのは節税ゆえなのだとか。

暑さでだんだん気力を消耗し、午後には荷が肩に重くのしかかり始め、憔悴した私たちは川沿いのベンチに腰かけて、動かぬ銅像のようになってしまいました。せめて荷物をコインロッカーに預けておくべきだったなぁと思いましたが、出だしは元気だったので全く思い至らなかったんです…。

おそらく… Saint Martin 橋からの眺め。
おそらく… Saint Martin 橋。これが、休憩中のベンチから見た景色。
場所を移して公園でまったり(あるいは、ぐったり)していたときに見た鳥の集団。

18時台にストラスブールを出発しコルマールへ向かいます。

大阪ならカフェに入ればエアコンがきいて寒いくらいに涼しいですが、この辺りはエアコンがないのが普通のようです。涼しい場所を求めて食品スーパーで少し回復し、早々に駅に向かいました。

ストラスブール ⇔ コルマールは、片道30-40分の距離です。じゅうぶん日帰りできます。ですが、通常価格の列車が思いのほか高額(2名往復約50EUR)だったので、安価な列車(inoui-TGV、片道6EUR p.p)を探すと、夕刻発の一本しか残っていませんでした。これでは当日中の往復ができないので、いっそのことコルマールに宿泊して24時間滞在することにしていました。

予約した電車を待つこと1時間。「ALSA+ GROUPE JOURNÉE」なる乗り放題パスの存在を知っていたなら安く日帰りもできたし、別の地を訪れるなど有意義に時間を使えたことでしょう、無念。2名以上で旅行日が週末にあたる人は、この乗り放題パス要チェックです☆駅の券売機で購入でき、予約不要です。

一人旅あるいは平日のグループ旅行なら、朝夕各1本(と思う)の inoui-TGV という列車が一人あたり片道6EURで激安です。オンラインで購入できます、売り切れるのも早いです。

日曜以降のストラスブール散策

コルマール散策の日記は次のエントリに書くとして、翌日の夕方にはストラスブールに戻りました。ストラスブールが今回の旅行の拠点でもあったので、各地へお出かけしても夕方には市内にもどりました。他の日に撮ったストラスブールの写真も以下にまとめます。

ホテル近くの、軽食チェーンらしき店にて。軽食とみせかけて十分以上なボリュームでわずか8EURとはありがたい。
トラムのチェックイン/アウト。
ストラスブールのトラムの券売機。英語も選択でき、支払いはカードでも現金でも。紙の切符だけど磁器式でリチャージもできる。チャージは数セント割安?
ストラスブール駅のパネル。
 ストラスブール駅のインフォメーション。
ストラスブール駅構内。アイコン表示でわかりやすい。
切符に刻印する機械。往復利用でも切符は1枚なので、同じ位置に日時が刻印されないよう注意したい…重なって読めなくなったので^^; 念のため駅員さんに見せたら「問題ない」って言われたけども…?
市内。
スーパーのチーズ、種類が豊富!
市内の路地。
市内の通り。
大聖堂ふたたび。広角じゃないと収まらない巨大さにしてこの細かさ…何度見ても唸ってしまう。
晴れ空と大聖堂。
運河…だと思う。
アルザス地方のシンボル、コウノトリ。屋根や煙突にとまっていることが多く、木のからくり玩具に似た”連続して木と木を打つような音”を出す。これがオランダの横断歩道の青信号時の音とそっくりで、あやうく赤信号を渡りかけたのよ、ほんとです。
野菜が付いてる定食系がすきなのです。
街角のショーウィンドウ。
ようやく夕日が差し始める21時。
パンやパイが美味しい。

ところで「欧州の平和は独仏の平和から」と言われて、欧州議会のひとつはストラスブールに置かれているそうです。見かけることがなかったですが、地図で場所を調べたら、旧市街から少しだけ離れた北にありました。

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旅行記 アルザス地方2019
施設・ガイド・レストラン
書籍
アルザス地方の旅行から戻って購入した本(電子書籍版)。20世紀に行われたオー・クニクスブルグ城の大修復が「ヴィルヘルム2世」によるものと知って、皇帝に興味を持ったため。皇帝の生い立ちや性格が詳しく、感情移入しながら読み進めるうちに、当時の世界情勢や第一次世界大戦の流れを知ることができて嬉しかった。読み易い本でした。