地図とハイキングコース

凡例
赤い線…実際に歩いたハイキングコース
紺色のピン…交通機関
黄色のピン…施設・見どころ
橙色のピン…利用したレストラン

山頂付近までの交通

ベルヒテスガーデン駅前のバスターミナルから路線バス838系統に乗車し、[Dokumentation Obersalzberg, Berchtesgaden]で下車します。

ここから階段を降りると、専用バスの乗り場と切符売り場があります

ケールシュタイン山頂付近まで行くバスは849系統のみで、特別料金が設定されています。[Dokumentation Obersalzberg, Berchtesgaden]で下車したら切符販売カウンターに並んで切符を購入します。 往復で大人一人16.6ユーロです(山頂へのエレベーター利用料込み / 2019年)。 ゲストカードがあれば1.5ユーロ引きになります。 バスの番号と発車時間が書かれたチケットを受け取って、該当するバスに乗車します。

BUS1、BUS2、BUS3…チケットに印字された番号のバスを探して乗車します

RVO-Bus 公式サイト でバスの時刻表のPDFをダウンロードできます。 検索フォームに"838"または"849"と入力し[Suchen]をクリック。 検索結果の[Fahrplan]の列に表示される[Download (PDF)]をクリックしてダウンロードします。

ガイド ベルヒテスガーデンの路線バス
ベルヒテスガーデンの路線バスの料金の調べ方、時刻表の見方
公式 trip with the bus “Kehlsteinlinie” (line 849) from Berchtesgaden
ケールシュタインハウス[The Eagle’s Nest]への交通情報(英語)
補足

[Dokumentation Obersalzberg]からケールシュタイン山頂へ向かうハイキングルートがありますが、難易度や眺めなど事前に十分な情報を収集できなかったので挑みませんでした。 路線バス838系統の終点の停留所[Hinterbrand]からもルートがあるようですが、 こちらも十分な情報を見つけられませんでした。

③のルートはもしかすると眺めが良いのかな…?難易度はこの図だけではわからない。
片道だけバスを利用する場合の料金は14.5ユーロ。往復との差わずか2ユーロ…。

代わりと言っては何ですが、この翌日にケールシュタイン山と同じ標高の [Jenner]山に登りました 。道中の眺め、見晴らしはとても良かったです。

ハイキング?:ケールシュタイン山頂の散策(3h20)

基本情報
標準コースタイム:0h50
距離:1.53km
高低差:150m
私たちの所要時間:3h20(昼食、撮影、休憩込み)

さて、本日のケールシュタインについては、私たちも御多分にもれずバスで山頂付近(約1700m)までやってきました。

バスからの眺めが、すでに絶景!

バスの終点で下車したら、頂上近くのケールシュタインハウスまで高低差は約120メートルです。 頂上への移動を開始するまえに、帰りのバスの時間予約を勧められます。 晴天だったので、私たちは3時間20分の滞在を見込んで13:05のバスを予約しました。

バスを降りるとリフトへ続くトンネルがあります

リフト(ナチス時代に作られたエレベーター)を使えばあっという間に高低差120メートルを移動できますが、つづら折りの道を登るという選択肢もあり、私たちは後者を選びました。 標準タイムで20分~30分、私たちの足では40分かかりました。 ナチス時代のリフトも見どころのひとつなので、下りで利用します。

バスを降りると山に向かって右側に登り口があります
なかなか急な勾配です
見晴らしは最高です。山のレイヤーが美しくてうっとり…。
先ほどバスを降りた場所を見下ろせます
天空をあるいている気分
腰かけあります
クライマックスは階段

着きました!道はレストランの裏手につながっていました。見晴らし台があります。

ケールシュタインハウス(レストラン)裏からの眺め。山の岩肌がかっこいいですね。
ケーニヒス湖が見えます。すっぽり雲…いや霧(?)に覆われているのがそれです。正午に近づくにつれて霧は晴れました。
HARIBOと記念撮影
レストランを尻目に山頂を目指します
岩の形がユニークです

あっ。山頂の十字架の写真を撮り忘れました。

このトンネルを抜けると…
岩肌むきだしの尾根が間近に見えるのです
「うーんマンダム」
おや、あんなところに見晴らし台が
一旦戻って入り口を探すと…なるほどこんな感じ
尾根道が見える山はJenner山。明日、山頂まで登ります。

絶景を存分に楽しんだあとは、レストラン(ケールシュタインハウス)で昼食をとりました。

1945年までケールシュタインハウスを含むオーバーザルツベルグ一帯はナチスの管理下にあり立ち入り禁止区域でした。戦後は実質的に米軍が管理し、やはり一般には開かれませんでした。現在のバスの乗り換え地点の近くには、ヒトラーが好んで滞在したという山荘ベルクホーフがありましたが、 その他多くの関連建造物とともに戦後に米軍などによって爆破および解体されています。 これは、ナチス信奉者の聖地となることを恐れたためと云われています。1996年に米軍が撤退して、一帯は名実ともにバイエルン州に返還されました。

山頂近くに建てられたケールシュタインハウスは、原形を留めて遺る数少ない建造物のひとつで、現在はレストランとして使われています。

「本日のおすすめ」豚肉と団子と何かのピクルス 11.5ユーロ

所在 Kehlsteinhaus, 83471 Berchtesgaden開店5月中旬-10月中旬 8:30-16:50予約個人は予約不要品書き下記公式サイトからダウンロード可

ケールシュタインハウスの建築年は1939年です。 ナチ時代のケールシュタインハウスは、保養やリラクゼーションの施設であると同時に "その政治権力が大衆の目から離れて示される場所"でもあったとのことです。 外国の重要人物や外交官を招待したり、ナチのエリートの短期訪問などに使われました。

解説パネルによれば、 "ケールシュタインハウスは一般に云われているような「ヒトラー50歳の誕生日を記念して贈られたもの」ではなく、 特別客をもてなすための極上の立地と建物を欲したヒトラー自身のアイデアによるものだろう" とのことです。

ケールシュタインハウスに続く6.5kmの道路建設は1937年に着工されました。 ドイツ、オーストリア、イタリア、チェコスロバキアから約3800人の労働者が集められ、 18ヶ月以内に建設しなくてはならなかったそうです。

ケールシュタインハウスの解説パネルは建物内の南側通路にあります
解説パネルは10台くらい並んでいます

ところで、現在のケールシュタインハウスには観光客用のモダンなトイレがあります。 レストラン利用の有無にかかわらず、使用料もかかりません(2019年現在)。 バス代にはこうした設備利用料も含まれているのかもしれないなと(勝手な想像で)思いました。

復路はリフト(エレベーター)を利用しました。 リフトの中は撮影禁止でした。

バスで[Dokumentation Obersalzberg, Berchtesgaden]まで戻ると時刻はまだ13:25。 時間があるのでケールシュタイン山の中腹を散歩しました。

ケールシュタイン山の中腹の散歩(2h10)

基本情報
標準コースタイム:1h24
距離:4.02km
高低差:140m
私たちの所要時間:2h10(撮影、休憩込み)

[Dokumentation Obersalzberg, Berchtesgaden]は路線バス838系統の停留所です。 ここから南東へ、ケールシュタイン山の中腹を歩いてみました。

途中で出会うのは犬の散歩をする人や、普段着とスニーカーで歩いている人たちです。 道もおおむねフラットで、これはハイキングではなくウォーキングですね。

人がすれ違うのに十分な幅のある均された砂利道が続き、山側も谷川も木が生い茂っていて眺めはありません。 途中に2軒のレストランがあり、そのレストランのテラスからの眺めは良いようです。 また、途中で開けた道路を通ります。そこは見晴らしが良かったです。

森の中を歩く感じです
開けた場所にでました
斜面を利用した手作り感あふれる滑り台がとても楽しそう!
1軒目のレストラン[Gasthaus Sonneck]
2軒目のレストラン[Gasthaus-Cafe Graflhöhe “Windbeutelbaron”]

路線バス838系統の終点の停留所[Hinterbrand]まで歩くつもりでしたが、 終バスの時刻が16時45分と意外に早かったため、 間に合わなかったときのことを考えて途中のバス停[Graflhöhe]でバスを待つことにしました。

明日は、 ケーニヒス湖を見下ろすJenner山頂(1800m) まで登ります。2軒目のレストラン[Gasthaus-Cafe Graflhöhe “Windbeutelbaron”]の後方に見えている山がそれです。

旅行記 ケーニヒス湖を見下ろすJenner山頂へ登るコース<初~中級>
前半は緩やかな坂道が続き眺めも良く、カウベルも聞こえて心地よい。後半から徐々に傾斜が強くなり、山頂付近のケーブルカー発着地にかけてのクライマックスは行けども行けども進まぬつづら折り(眺めは良い)。 到着した時の達成感はひとしお。一息ついたら、ケーブルカーでやってきた涼しい顔の人たちに交じって山頂まで20分のラストスパート。

本日の行程

凡例
[R]…予約済み [F]…未予約 [X]…予約不可 
(1h00)…実際の所要/滞在時間
駅…とくに記載がない限り「ベルヒテスガーデン駅」のこと
8月(火)🌤
[X] 駅から路線バス838系統09:02 Z0OB/Hauptbahnhof, Berchtesgaden > 09:12 Dokumentation Obersalzberg, Berchtesgaden[F] 専用バスに乗り換え[RVO-Bus] 09:20 Hintereck parking area > 09:40 the Eagle’s Nest parking areaケールシュタイン山頂の散策と昼食(3h20)[R] 専用バスで下山[RVO-Bus]13:05 the Eagle’s Nest parking area > 13:25 ケールシュタイン山の中腹の散歩(2h15)[X] 路線バス838系統で駅へ16:51 Graflhöhe, Berchtesgaden > 17:08 Z0OB/Hauptbahnhof, Berchtesgaden [R] ベルヒテスガーデン泊

ナチス党のティーハウス(現レストラン)があるケールシュタイン山頂付近までバスで移動。 バス終点停留所にて帰路のバスを時刻指定で要予約のため、山頂にどれほど滞在するか事前に決める必要がある。 13:05発のバスを予約した私たちは、小ハイクと昼食と絶景堪能で3時間20分の滞在。 天候や個人差もあるが、あと30分あれば良かったなという感想。 専用バスで下った後の、中腹の散歩道は概ね森の中。

関連 & 情報

ベルヒテスガーデン7泊8日(2019夏)
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観光施設・地域の情報
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交通
参考資料
Wikipedia:
Königssee St. Bartholomew's Church, Berchtesgaden  Berghof (residence) Kehlsteinhaus Kehlstein  Berchtesgaden Alps Dokumentationszentrum Obersalzberg Schnapps Berchtesgadener Land
その他:
The Eagle’s Nest today – a legacy of recent history | Berg-Restaurant Kehlsteinhaus 登山用語解説の記事 - スキーと登山 髙波太一ブログ オンラインで登山届を出そう! 山と自然ネットワーク コンパス言語選択(日本国内) 世界の医療事情 | 外務省  登山中に怪我をした!初期対応や救助依頼などを救助隊員に聞いてみた | YAMA HACK