年表ベースでまとめた世界史ノートです。

ヨーロッパ編 / その他編

1436年:サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の完成

Duomo, Florence
☆ By Clément BardotOwn work, CC BY-SA 4.0, Link

ルネサンスフィレンツェ
1436年、イタリアのフィレンツェ市にサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂が完成しました。

(当時の建築技術で)ドームを築くには巨大な足場と仮枠が必要で非常な困難を伴うと考えられていたが、ブルネレスキは、独立した2重の構造を持つドームを仮枠なしで築く案を提出した。2重構造では重量が増し、危険ではないかと批判を受けたが、最終的にブルネレスキの案が採用された。 サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

ルネサンスと建築(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)

Interior structure of the dome
☆ By Charles Herbert MooreCharacter of Renaissance Architecture, Public Domain, Link
1400年代のはじめころ、イタリアの芸術家と建築家は、古代ギリシャや古代ローマに影響を受けた作品をつくり始めました。 「復興 / 再生」を意味する文化運動「ルネサンス」の一端です。 中世のあいだ忘れられていた古典文化が再発見されて広まり、政治、哲学、科学に対する新たな関心の高まりにもつながりました。

フィリッポ・ブルネレスキがデザインしたサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は、1436年に完成し、フィレンツェ市のシンボルとなっています。 ブルネレスキはさまざまな技術をもちいました。 大聖堂のドームはブロックの特殊な配置によって重さを分散して独立するよう設計されています。 これは西ヨーロッパにおいてローマ時代以降はじめての「独立したドーム」の建築でした。 ルネサンスの偉業のひとつとされ、世界最大のブロックドームとして現在まで遺っています。

タイトル:How an Amateur Built the World’s Biggest Dome
公開者:National Geographic

空想の旅にでかける
地図サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
巨大なドームが特徴の大聖堂は、イタリアにおける晩期ゴシック建築および初期ルネサンス建築を代表するもので、フィレンツェのシンボルとなっている。
リンク外部リンク集
参考資料・動画・旅行記・写真集などへのリンク集

イタリア・ルネサンスの世界
著者/監督:アリソン・ブラウン/石黒盛久

ルネサンス精神とは、変化する世界の中で不断に“自己”を演出し続ける精神である。商品と情報の爆破的増殖による最初のグローバル化時代、15-16世紀ヨーロッパ。すべてが崩壊し多様化するこの時代に、世界の結び目として「固有の地位と固有の能力を与えられなかった」(ピコ・デラ・ミランドラ)人間が、自身の居場所...

出版社/発売元:論創社
発売日:2021年11月16日頃

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建築サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
このドームは予算削減と耐久性を考慮し、二重構造のドームで互いを押し合う設計になっており、木枠を使わずに煉瓦を積み上げて製作している
動画How an Amateur Built the World’s Biggest Dome
In 1418, Filippo Brunelleschi was tasked with building the largest dome ever seen at the time. He had no formal architecture training.
旅行記5カ国周って感動した建物 サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
白と緑、ピンクの大理石でつくられた複雑怪奇な建物 広場から見ると圧倒される!
人物フィリッポ・ブルネレスキ
ブルネレスキは優れた技術者でもあり、それは当時、仮枠なしでは建設不可能とされたサンタ・マリーア・デル・フィオーレ大聖堂のクーポラを、仮枠を構築することなく建設する方法を考案したことでも証明される。