【見積りのコツ】オランダ国内での引越し

2025年、オランダ国内で2度、引越ししました。いずれも引越し業者に依頼しました。
2度目の引越しでは、用意された2台のトラックのうち1台が余りました!引越し当日の作業員の「…あれ?」という顔が忘れられません。
こんな事態でも、金額は訂正されないので、正しく見積もってもらうためのコツをお伝えします。
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【そもそも】見積り依頼は早めに
古今東西問わず、足元を見られるというケースはあり得えます。まずは、日数も手段も代替えが効く状態であることが健全な見積りの第一歩です。
…にもかかわらず!
我が家では、見積り依頼を担当した夫が引越し当月までこれを放置して、さらに海外出張に出るという無責任さを発揮しました。このため、すべてがワンオペ育児中のワタクシの身に降りかかりました。
【費用の比較】2020年 vs 2025年
条件と見積り額の比較
市内で2度の引越しをしました。以下、条件と料金の比較です。
- 2020年
- (A社)2人暮らし・同市内 ➡ 約€800
- 2025年
- (B社)3人暮らし(幼児含む)・同市内 ➡ 当初€1500(交渉後€1200代)
- (C社)3人暮らし(幼児含む)・同市内 ➡ €1400
「インフレ」と「家族構成の変化」および、上述の理由で「当月中の見積り」となったことを考慮しても、B社の当初の見積もり1500EURは、ちょーっと異常かなと感じました。そこで、B社にはメールで以下のような交渉を持ち掛け、また、その間にC社にも見積りを依頼しました。
B社への交渉内容と結果
1500EURを提示したB社に以下のような交渉を持ち掛けてみました。
- 2020年の市内引越しで800EURだった:インフレと家族構成の変化を考慮しても、倍に近い1500EURは考えにくい。
- お伝えしたように、ベビーベッドは売却するし、歩行器などかさばる玩具も譲渡先が決まっている。
- お伝えしたように、倉庫にあった段ボール箱は、引越し用に保存していた家電の空き箱。
するとB社から、以下のような返信がありました。
- 「当日の作業を手伝ってくれるなら、そのぶん作業員を一人減らせるので、1200EURで対応できる。」
B社に1200EURで依頼
C社から1400EURという見積り結果が届いたとき、引越し会社同士で見積り情報が筒抜けなのかしら、と思えるくらい絶妙な数字だったので、びっくりしました(笑)。
これで手を打とうかと思った矢先に、B社から返信があり、最安の1200EURになったので、こちらに依頼しました。
偶然かもしれないけど、筒抜け疑惑がぬぐえない。相見積もりって、思っている以上に大切かもですね。
【あれ?】引越し当日、トラックが1台余る
引越し当日。約束通り作業を手伝いました(夫も、この日は出張から戻っていました)。搬出やトラックへの積み込みは屈強な作業員に任せ、私たちは指示を受けて、家具の保護や別途必要な梱包作業にとりくみました。
その結果、予定より早く積み込みが完了し、チームのリーダーから「スカウトしたいくらい」と褒められ、メンバーのひとりが「あんまりお勧めしないよ」と冗談を言う、楽しいやり取りがありました。
でもみんなで「…あれ?」となったのは、2台のトラックのうち1台が、ほぼ空っぽだったことです。申し訳程度に、ちゃぶ台ひとつだけが、広い空間にポツンとおかれました。
「ほんとに、これで全部だよね?倉庫に忘れ物とかないよね?」
「…ないです」
費用の見積もりも、時間の見積もりも、なにか間違ってたんじゃないかという疑惑が生じました(笑)状況を見るに、本当の誤算であり、見積り担当の悪意じゃなさそうなので腹は立ちませんが、予算のうえで、無念です。
【考察】見積り額を誤った理由
見積りの担当者は、不誠実な人柄にはみえなかったし、最終的には理由を見つけて値切り交渉にも応じてくれました。なにより、実際にトラック1台が余ったところを見るに、純粋な誤算だと考えられます。
日本人のパッキング「超」能力?
見積り額を誤った理由を考えてみます。
- 日本人のパッキング能力の高さが想定外?
- 日本人の「テトリス型」みっちり収納スキル vs 現地の「ざっくり」隙間だらけ収納。
- 段ボールのゴミ捨て場をみても、箱をつぶさずスペースを取りまくって捨てている人多数。
- 海外旅行でも、おなじ内容を装備した日本人に比べて欧米人のバックパックが異様に大きい。
- 家電の空き箱が加算された?
- 引越しに便利と思い、空箱や梱包材料を立体のままおいていた。
- 家にある家電がここに収まります、と伝えたけど、イメージできなくて重複した可能性。
- 実はスタンダードな価格設定がある?
- 居住面積+倉庫面積×居住人数×猶予日数などから割り出す、スタンダードな価格設定があるのかも?
- 我が家は異様に、持ち物が少なかったのかも?
引越しの見積もりに備えて
引越しの見積もりに備えて、わたしが個人的に強くお勧めするのは「ある程度、パッキングしておく」もしくは「空箱は畳んでおく」です。


