絵本からそのまま使える!パパママのためのオランダ語3

オランダの国民的児童文学『Jip en Janneke』からオランダ語を学ぶシリーズです。
第3話は「Naar de schoenmaker(靴屋さんへ)」。Jipとjannekeが靴の修理屋さんに行くお話です。
著作権の都合上、全文の掲載はできないので、本は図書館やお店で見つけてくださいね。
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本の案内
外部リンク 書籍案内:Jip en Janneke (bol.com)
[概要 / 抜粋文]Auteur:Annie M.G. Schmidt | Serie:Jip en Janneke | Taal:Taal: NederlandsNederlands
語彙
- Kapot:壊れている状態
- おもちゃが壊れたときなども
- Nat:濡れている状態
- オムツが濡れた時、雨で濡れた時、ペンキ塗りたてなど
- Schoenen:靴
- 単数は schoen
- Blote voeten:裸足
- Laarzen:ブーツ/長靴
- Winkelen:買い物をする
- ごっこ遊び(Rollenspel)の定番テーマ。
- te veel:やりすぎ
- いろいろ応用しやすい
te + 形容詞- Te warm! (熱すぎるよ!)
- Te koud! (冷たすぎるよ!)
- Te veel? (多すぎたかな?)
- ちなみに、街で見かける不動産の看板「TE KOOP(売り出し中) / TE HUUR(貸し出し中)」は、
te + 動詞の原形。こちらの te は英語でいうところの for のような意味。
- いろいろ応用しやすい
文法
基本型: S + V + R
もっともシンプルな語順。
- Mijn schoen is kapot. :僕の靴は壊れている。
- Mijn voet is nat. :僕の足は濡れている。
倒置型: Time/Place + V + S + R
文頭に「場所」や「時」が来ると、主語と動詞が入れ替わる。
- Daar staat Janneke. :あそこにヤネケが立っている。
疑問型: V + S + R?
動詞を文頭に持ってくると疑問型になる。英語の "Do you…" のような助動詞は不要。
- Gaat u winkelen? :お買い物に行かれますか?
文末不定詞型: S + 助動詞 + R + 動詞原形
助動詞(〜しなければならない、〜だろう)を使う場合、メインの動詞は文末に原形で置かれる。
- Je moet voortaan op je handen lopen. :これから君は手で歩かなきゃいけないね。※靴屋さんの冗談
- 助動詞:moet (〜しなければならない)
- 動詞原型: lopen (歩く)
- Je zult op je blote voeten de straat op moeten. :裸足で通りに出なきゃいけなくなるよ。※靴屋さんの冗談
- 助動詞:zult (〜だろう / 〜することになる)
- 助動詞:moeten(〜しなければならない)
- ん?助動詞しかないぞ?→これは、移動動詞が省略されているケース!
- 本来なら moeten gaan(行かなければならない)となるところが、 op … moeten のように方向を表す言葉がある場合に「gaan(行く)」などの移動動詞が省略されることがある。省略しない場合は、以下のようになる:
- Je zult op je blote voeten de straat op moeten lopen. (君は裸足で通りを歩かなければならなくなるだろう。)
- Je zult op je blote voeten de straat op moeten gaan. (君は裸足で通りに出なければならなくなるだろう。)
- 本来なら moeten gaan(行かなければならない)となるところが、 op … moeten のように方向を表す言葉がある場合に「gaan(行く)」などの移動動詞が省略されることがある。省略しない場合は、以下のようになる:
完了型: S + hebben/zijn + R + 過去分詞
過去の出来事を表す。
- Je hebt weer te veel gelopen. :君はまた歩きすぎたんだね。
- 完了助動詞:hebt (2人称単数。原形はhebben。)
- 過去分詞:gelopen
- ge-(接頭辞) + lopen(動詞の原形)
命令型: V語幹 + R!
主語を省略し、動詞の語幹(stem)を文頭に置く。
- Ga je mee? :一緒に行く?
- 疑問の形だけど文型は命令型で、誘いの意。
育児こぼれ話:Misschien ligt er een halfgegeten banaan op de vloer.
靴
靴にまつわるエピソードだったので、わたしも靴にまつわる育児こぼれ話を。
オランダでも、乳幼児期を素足で過ごさせる家庭が増えているみたいです。家庭訪問に来た看護師さんに「お手数ですが、靴を脱いでいただいてもいいですか」と言ったら「もちろんよ。乳幼児のいる家庭はほとんどそうよ、慣れてるわ :)」と言っていました。子供にとって、素足でものに触れる感覚も大切なのだとか。看護師さんは遠慮してかスリッパを断りましたが、「子供の食べかけのバナナが落ちてるかもしれません」と言ったら、笑いながら履いてくれました。
Misschien ligt er een halfgegeten banaan op de vloer.:食べかけのバナナが落ちているかもしれません
乳児期は靴下を嫌がった息子も、幼児になる頃には靴下が好きになり、そして1歳後半からだったかな、大人の靴に足を入れる場面も見かけるようになりました。小さな体にふつりあいな大きな靴を履いた姿が、かわいい。
2歳代になると靴を履いてリビングに侵入することも増えました。ついつい「わっ、脱いで!」と焦ってしまうのですが、大人のまねごとだとしたら、ちょっとノッてあげるのが良いそう。発達心理学でいうところの「象徴あそび」だそうで。
なので、1950年代に書かれたにもかかわらず、靴屋のおじさんが Janneke にかけた言葉「Nu ben je een dame. Dag mevrouw. Gaat u winkelen?」は、子供の世界へのお付き合いとして完璧ですね!
象徴あそび(ごっこ遊び)
2歳8ヵ月を迎えた息子は、お店屋さんごっこに誘ってくれます。食べ物屋台のようで「チーズトマト」というメニューを販売してくれました。「熱いよ、待ってね」と注意もしてくれます。わたしが美味しそうに演技して食べると、息子は店の持ち場を離れて客側にきて、私の手から架空のチーズトマトを一口食べて、また持ち場にもどるという姿も見せてくれました。おもしろかわいい。
その後「チーズコーヒー」という新メニューが登場しました。なんてクリエイティブ!
Wat creatief!:なんてクリエイティブ!
外部リンク 書籍案内:Jip en Janneke (bol.com)
[概要 / 抜粋文]Auteur:Annie M.G. Schmidt | Serie:Jip en Janneke | Taal:Taal: NederlandsNederlands

