大人も!誕生日にはお菓子を配る

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誕生日にお菓子を配る習慣

先日、夫の誕生日でした。

「もうすぐ僕の誕生日だから、ケーキ屋を探さなきゃ」と夫が言っていました。 「ケーキを食べたいの?」と尋ねると「まぁ食べたいのもあるけど、そうじゃなくて…」と言うので聞いてみると…:

オランダでは、あるいは夫の会社では、誕生日の人は誰かからギフトやケーキをもらうのではなく「今日は僕の誕生日なんだ」と言ってお菓子を配る習慣があるのだそうです。

イギリスの一部でもそんな習慣があると聞いたことはありました。 いずれにしても、その習慣、気を遣わなくていいからいいなぁと私は思っていたのです。 ただ、てっきりチョコレートやキャンディ、マカロンやミニケーキなど配れる固形物を求めているものと思っていたので、夫がホールケーキを買おうとしていると知った時にはびっくりしました。

定番のHEMAで

まだ越してきたばかりの私たちは「美味しいケーキ屋」とか「人気のケーキ屋」を知りません。 ベタだろうなと思ったけれど、HEMAというデパートのケーキを買うことにしました。

朝の8時開店ですが、夫の誕生日のその日だけケーキの商品出しが遅れていました。 そのため、私が購入して会社まで届けることになりました。

HEMAというデパートに、どんなケーキがあるかというと…

こちらがショーケースです。とても美味しそう…!

事前に予約等するなら、この中からも選べるのかもしれません。

日本でホールケーキを買うと6人サイズで物によって2500円~3800円くらいだった気がしますが、HEMAのケーキは6人分で5~8ユーロ(約700~1000円)でした。 安い…😅 日本のケーキのようにデコレーションやデザインに凝ったものもなければ、専属のパティシエがいるわけでもなく、量産品な感じは否めなかったですが、個人的には「美味しそう🤤」と思いました。

購入したのは「chocoladetaart」、それから「sinaasappelyyoghurtvlaai」を頼んだつもりでしたが、会話ミスか手違いで「red velvet van Roos」が梱包されてしまったようです。 サイズとしてはいずれも16人分で、お値段も16ユーロで同じでした。

少ないかなぁ、もう一つ買おうかなぁと迷いましたが、夫が2個くらいがちょうどいいと思うと言っていたので、もし不人気で余っても寂しい思いをさせるかなとか妙に気にした私は、忠実に2個をお届けしました。

中身が夫の希望と異なっていることには気づかずに…。

red velvet van Roos が大人気

帰宅した夫に当日の様子を聞いてみると、誤って購入した「red velvet van Roos」が大人気だったそうです! 何を購入していいか迷っていたので、結果的にこうなって良かったと喜んでいました。 夫は「chocoladetaart」を食べ、美味しかったそうです。「red velvet van Roos」も食べてみたかったけど、あっというまになくなったと言っていました、笑。

「ナイフで切り分けて配ったの?」と聞くと、「そのつもりだったけど、社内(部署?)メールで告知したら、集まった人たちがスプーンで思い思いにほじくって食べた。」のだそうです。 なにそれ素敵…😂

夫は送信したメールに気づいた人から「おめでとう」の言葉をもらい、ケーキを食べたい人は集まり、ケーキはものの10分で完食されたそうです。 夫は嬉しそうに話していました。良い日になり良かったです。