季節によって、日の出/日の入りの時刻が変るのは何故

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自転と公転

地球は自転しながら太陽の周りを公転している

地球の自転 By Arnaudf - Own work, CC BY-SA 3.0, Link

地球は北極と南極を結ぶ線を軸に回転しています。 北極と南極を結ぶ軸のことは「地軸」というらしいです。 ざっくり言うと24時間で1回転します。 これを「地球の自転」と言いましたね…🙄

この自転があるから、太陽に面する時間と面しない時間があって、朝昼夜という1日が成立してるんですね。

そんな地球は、さらに太陽の周囲をぐるりと、おおむね365日(1年)かけて一周しています。 これは「地球の
公転」と言いましたね…🙄

で。

季節によって、日の出/日の入りの時刻が変るのは何故でしょう。

傾き

地球は傾いて自転しながら太陽の周りを公転している

答えは「地球の自転軸(地軸)が傾いているから」です。 と聞いて、「天地のない宇宙の中において、傾いてるってどういうことよ」と思った私😅

こういうことです↓

地球の傾きと公転 By Tauʻolunga - Own work, CC0, Link

太陽に対してというか、公転コースに対してというか、とにかく地軸は上図のように傾いているのでした。

この傾きのために、上図でいうと地球が太陽の右にあるとき(北半球の冬)と左にあるとき(北半球の夏)で、日照範囲が異なることがわかります。

この差は、北極に近いほど、また南極に近いほど顕著です💡 北極も南極も、冬は昼でも暗く、夏は夜でも明るいのです。

日本の大阪は北緯34度にあり、オランダのアムステルダムは北緯52度にあります。 より北にあるアムステルダムのほうが夏と冬の日照時間の差が大きくなる理由がここにありました。

ちなみに「南極あるいは北極に近づくほど寒い」のは、太陽からの距離の違いが理由だそうです。 確かに赤道付近に比べて、南極と北極は奥まってますもんね…球体ですから。

暑い夏から寒い冬まで季節があるのも、地軸の傾きと公転によって太陽との距離が変るためです。南半球と北半球の季節が真逆になる理由もこれでわかりますね💡

地軸の傾きと太陽光線
(北半球の冬) CC 表示-継承 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=113521

というようなことを色々ググっていたら、面白そうなブログを見つけました。地軸の傾きや自然に関する記事 ⇒ DS930810のブログ
まだ全部読んでませんが、知識欲に駆られたときに読もうと思います。

夏至と冬至

ハールレム(Haarlem)という名の町に出かけた帰路、駅へ向かう途中に素敵な夜景に出会いました。

オランダに来たのは5月でした。 日が長く22時頃まで明るかったのでよく時刻を錯覚しました。 6月21日の夏至を過ぎてからは日の沈む時刻が早くなり、8月下旬の今は20時45分頃です。 すでに1時間15分程の差が生じています。

「夜景を見るぞ!」と意気込まなくても、夜景が見れるようになりました😄 冬至ともなれば(冬時間で)16時半には日が沈んでしまうらしいので、その差6時間~7時間と大きいですね。

日本(関西)に住んでいたころは気にしなかった夏至と冬至ですが、これだけハッキリ差がでると興味がわきます。 「日の出と日の入りの時刻が季節によって変わるのは何故だったかな」と…😅

義務教育で習っているはずですけどね。 当時は興味がございませんでして、ピンときませんでした。