住まい探し…二兎を追うもの一兎も得ず!?(2)

先週は2件の物件の内覧に行くことができました。 アムステルダム近郊の街にある
築120年の屋根裏アパートと、ここに書く「アムステルダムのモダンなアパート」です。

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アムステルダムのモダンなアパート

pixabayより拝借(内覧した物件とは無関係)

アンティークな物件とは正反対の、広さ・便利さが売りのモダンなアパートを内覧しました。 夫の通勤に便利なロケーションで、遅い帰りも安心です。 大きな窓からは海が見えます。 爽やかな風が部屋を吹き抜け、中庭に面したバルコニーでは朝食もとれそうです。

エレベータもありますし、地下には専用の物置まで用意されていました。 水道高熱の設備は新しく、おそらく燃費も悪くないでしょう。 総面積85m2 の 1LDK(広い…😲)で、ベッドルームも快適です。

贅沢で快適なアパートの賃料

賃料はEUR1,285(約16.6万円)と、昼に見た物件(記事はこちら)とほぼ同じです。 近隣のアパートと比較するとリーズナブルです。 …と思えてしまうほどアムステルダムは家賃が高いのです…😭

同じ面積のモダンなアパートをEUR1,700(約21.1万円)で借りている人もいるそうです…😱

不動産屋を介さない直接取引…になるか?

実はこの物件は、現在の住人が海外に引っ越すにあたって、私たちに直接話を持ち掛けてくれたものでした。 現在の住人はオーナーではなく賃借人ですが、彼の紹介で私たちがオーナーと契約を結ぶ場合、仲介手数料がかからないというメリットがあります。 また現在の住人は、家具・家電類を中古価格で買い取ってほしいとのことでしたので、双方にメリットがある取引です。 しかも家具のセンスが良かったので、総じて悪くない話だなと思いました🙂

仲介手数料は貸主払い

日本では賃貸物件の契約手数料は、貸主と借主の双方で半額ずつというのが一般的です。なのでオランダでも同じと思っていたら、こちらでは貸主が全額負担するそうです。というか、そもそも不動産屋は貸主のために存在しており、貸主に代わって最良の借主を見つけてくることがお仕事だそうで…!不動産屋は、「仲介」というより「貸主代理」というポジションのようです。

※2022年7月

この件は夫の勤め先の人を通じて受けた話で、互いに素性を知っているので詐欺ではないです。 私たちを案じてくれている方々、ご安心を。

しかしながら、仲介手数料がかからないというのは、現住人が「そう思う」と言っているだけで、オーナーや管理会社に直接確認する必要があります📞

残念なお知らせ

さて、わたしたちの気持ちがすっかりこの物件に釘付けになる前から、しかし残念なお知らせがありました。

現在の住人は、仕事の関係で今後も住み続ける可能性が浮上したため、明け渡しができないかもしれない、ということでした。 結果がでるまで1週間~2週間を要するとのことです。

私たちはこの物件を第一希望としてその結果を待つことにしました。 同日の昼に見た物件を第二希望としましたが、おそらくはすぐに借り手が見つかるでしょうから、結局どちらも借りれなかったという結果は想像に難くありません。

そこで、待ち時間も住まい探しは継続して行うことにしました🙂 願わくは、もう少し狭くていいので安く、そこそこの省エネ設備で、清潔なアパートが見つかって、契約できますように…😥