住まい探し…17世紀の物件を内覧してきました(賃貸)

住宅不足+理想の高い夫という難関を経て、ようやくの思いでとりつけた某物件の「内覧」に行ってきました。内覧を取り付けるのも一苦労だなんて…😭

住宅不足の危機感もさることながら、オランダで初めての賃貸物件の内覧は面白くもありました🧐

17世紀の建物

アムステルダムの街角(内覧物件とは無関係)

内覧してきた物件は、某所にある17世紀の建造物の1室です。 その昔は1棟まるごとが豪商や、富を築いた人々の住宅だったことでしょう💰

室内は現代らしく改装され、キッチンやバスルームも機能的なものが備え付けられていました。 ところどころに建築当時の面影が見られ興味深かったです。

古い(数百年)建造物なので歪みがあり、床も水平ではありませんでした。 最新の省エネな水道高熱システムの導入や改善も難しいので、水道光熱費が高くなりやすいです💸

しかしオランダに限らずヨーロッパの建造物は、歴史がありストーリーがあるほど人気が高いと言われています。 もちろん利便性を優先してモダンなアパートを好む人も多いのですが。

物件内覧の様子

アムステルダムの街角(内覧物件とは無関係)

さて、日本で物件を内覧するというと、不動産屋から車で送迎されますよね。 オランダでも地域によってはそうしたケースがあるのかもしれませんが、今回は物件前に自力集合でした。

さらに!

アポイントを取った時間帯の内覧者が私たちだけではなく、他に3組いました。 内覧会です。

居合わせたメンバーは思い思いに仲介人に質問し、その答えを共有します。 そこから冗談を言い合ったりと和気あいあいではありますが、ライバルなのですよね~。 日本の常識からすると、とてもカオスな状態だったので、危機感を忘れて状況を楽しんでしまいました。 もちろん、内覧者は私たち4組だけではなく、先約の内覧組、後約の内覧組もいるわけです。

物件の所有者

さて、ある内覧者が「近隣の騒音の苦情先は…」と尋ねました。そこから所有者の話題になりました。 この部屋の所有者は、この部屋だけでなく1棟まるごと所有していました。 それだけではありません。 隣接する建物、さらにその隣とその隣の建物…、つまりはそのブロックすべてがそのオーナーの所有物件ということでした😲

王室関係者ですかね… 私の乏しい知識では、それくらいしか想像ができないのでした😅

私たち夫婦の結論

素敵な物件ではありましたが、面積が広告に掲載されていたよりも狭く、水道光熱費の心配や、週末の騒音などを鑑みて、見送ることにしました。 しかしながら、この物件には私たちが訪れた時点ですでに5組から申し込みがあったというのです。 まぁ…不思議はありません。 5組ということはもちろん、そこからオーナーに選ばれないと借りれないというわけですね。 なかなかの世の中です😨

日本に居る友人が「自己紹介メールが要るよ」と、次のURLを教えてくれました💡

【オランダ移住予定者必見】短期間でアパートを見つける4つの方法

これを読んで「自己紹介資料」を用意しようと思いました。それから夫があまり乗り気じゃなかった「不動産屋に直接出向く」という私の案は、あながち的外れではなかったようです!夫の説得に努めます😉

内覧を終えて

そんなこんなで縁がなかった物件ですが「夫が理想を引き下げてくれるきっかけにはなりそう」という意味で収穫はありました。

ただ、ふと思うのですよね、単身サイズのアパートなら夫の理想も叶ったかもしれないと。言葉もできないしまだ仕事もできない私は、お荷物だなぁ…と😢 とはいえ、夫婦別居は絶対に嫌だと言う夫なので、私には存在価値があるのだと、信じて元気に生きるしかないですね!👍 上手な節約と美味しい晩御飯を提供できるように頑張ります👍

帰路、観光用のボート乗り場に差し掛かりました。 夫の希望で乗ることになりました。運河沿いの建物と青空、夏の雲が素敵でした。

今週中にもう一件、内覧を取り付けた物件があるので、行ってきます👼

ボートからの眺め
運河沿いの家々と青空と雲