【住宅詐欺】Facebook に掲載された、我が家の住所

夕飯の支度をしていたある日の夕方、インターホンが鳴ったのでドアを開けると、知らないおじさんが立っていました。

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「このアパートは貸出予定?」

インターホンが鳴り、ドアを開けると、知らないおじさんが立っていました。

おじさんは唐突に「このアパートは貸出予定かい?」と尋ねました。

わたしは「私たちは賃借人なのでわからないですが、退去予定はないですよ…?」と答えました。

ちょうど夕飯前の時間だったのと、唐突なのとで、なんだか失礼なおじさんだなというのが第一印象でした。でも事情を聞いたら、娘思いの良いお父さんでした。

「この家の住所が、賃借人募集中としてFacebookに載ってる」

おじさんの娘さんが、この地域で賃借できるアパートを探していたそうです。そして、賃借人募集中としてFacebookに掲載されていたうちの住所と部屋の写真を見たのだそうです。

おじさんは、facebookに載っている部屋の写真を見せて「内装は、これかい?」と尋ねました。ぜんぜん違いました。写真に写っている「部屋の窓から見える景色」も、ぜんぜん違いました。でも、住所はうちでした。

「やっぱり詐欺なんだ」

住宅不足の昨今なので、物件を内覧する前に「前金」なんかを払わされるケースがあるみたいです。非公式な裏取引だけだとは思いますが。おじさんの娘さんは、そのお金を払おうとしていたそうです。

それでおじさんは、その物件が実在するかどうか、足を運んで確かめにきたんですね。で「やっぱり詐欺なんだ」と納得して、「邪魔してゴメンね、ありがとう。」と言って帰っていきました。

どこから来たのか聞きそびれてしまったけど、この地域にあまり詳しくなさそうでした。振る舞いや背格好がオランダ人ぽくない西洋人で、ちょっとだけアクセントの違うオランダ語を話した気がしました。私たちが理解できなかったので、そのあとの会話は英語に切り替わりましたが。わたしは勝手にベルギー北部の人かな?とか思ってます。

ということで、Facebookでの物件探しは、詐欺が多いので、難易度が高いと思います。うちは、最初のアパートも、引越したアパートも、funda.nl で見つけました。まぁ…正規の不動産屋にも悪質なのはいるので、安心はできませんけどね。その話は、またの機会に。

  外部リンク  funda.nl